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「ひきこもり・ニート」回復道具箱

ひきこもり・ニート状態の人の回復に役立ちそうな情報収集と体験談。

広島禅寺体験記集

  仏通寺9



    ~広島禅寺体験記集~

  ”17歳 初心者仏通寺編~

   その頃、私は高1の夏休み明け二学期初日に、自主退学しました。
 そして毎日自転車で出かけ、山の中や、河原の林の中などで、
 「空手」の教本を片手に練習などをして過ごしていました。

 1年ほど過ぎたある朝、座禅を教えてもらおうと、
 自転車に乗り三原市の奥にある仏通寺というお寺へ向かいました。


 途中は、八本松町、西条町という山の中の急な坂道を、
 自転車を押しつつ進んでいきました。

 仏通寺の山門に辿り着いたのは、すでに夕方近くなっていました。

 門前から声をかけるのは大変勇気がいるものです。
 なんとか、か細い声で「すいませんが座禅をさせてもらえませんでしょうか?」と、
 見かけたお坊さんに問いました。

 「残念だけど今日はもう夕方だし、急には無理なので、
 今年の年末年始3日間くらい泊まり込みの修業があり、一般の人も参加できるので、
 その時おいでください。」とのことでした。なぜか少し、気持ちがホットしました。

 その日は、ふもとの町本郷の風呂屋さんの2階が宿泊所になっていたので、
 そこに泊まり、翌日家に帰りました。

  そして、年末、いよいよ初めての座禅体験。

  ゾクゾクと大衆が参集
  その数30名前後
  皆さんご年配方が多く、若年者は私と中学生の男子。


  仏通寺編38

    いよいよ座禅堂に向かう

 合掌してドアを開け入室。
自分の席の前で合掌
 座布を尻の下に敷き、台に足が掛からないようにクルリと回って席に着く。

 左の足を右の足のモモの上に置く
 足の上に右手を乗せその上に左手を乗せる
 身体を前後左右にゆっくり揺らし、肩の力を抜き、ゆっくり息を吐く


行事が終了して、宿泊場所に戻ってくつろいで雑談
 しばらくして、直日さん(禅堂の指導僧)が、なにやら本を持って来られました。

 そして、紹介していただいたのが、仏教詩人の阪村真民さんの
 詩集「二度とない人生だから」でした
 
 その詩集には衝撃を受け、その後、真民さんの詩集を集める
 そして、その後の人生の指針の一つになりました
 「念ずれば花ひらく」「生きる力がなくなる時」「宇宙のまなざし」などがあります

 それから、風呂などに入る人は入り、
 部屋の中で長い時間、皆でくつろいでいました が、直日さんがやって来られて、今度は大声で、
 「こらー、いつまでぐずぐずしているのかー、早く夜座へ出ていきなさいー」と喝を入れられ
 皆、縮みあがりました

  仏通寺6

夜座とは、座布団二枚を持って外へ出て、外の階段や、縁側、橋の上、
 木の下とかで座禅をすることとの説明でした。

 私も、仕方なく縁側や川の傍の木の下や、石段などの場所を探し座りました。

 夜座から何時に部屋に戻るかが問題です。
 夜中の1時か2時か、何時ごろ戻ればいいのだろう?
 せっかくだから、少しでも長くやってみよう。
 小雪がちらつき、肩にうっすら下りてきたのを覚えています。

 強烈な体験ほど、その記憶は生涯残るようです。
 この数日の体験が、その後の人生を決めています。

 仏通寺から家に帰ってきて、何か自信が少しついたような感じでした。
 見える世界が少し違っていました。
 
 そして、苦しい時、つらい時、なにかにつけて
 あの夜座の体験の記憶がよみがえり、人生なんとかなるさと思えるようになり、
 少しだけ強くなっていったようでした。


  キョウチクトウ12

   ~18歳 禅昌寺編~

  17歳、仏通寺で座禅体験をした頃、もう一つのお寺、
        禅昌寺さんにもお世話になりました


その頃、読んでいた「大法輪」という仏教の月刊誌で座禅のことを知り、
 本の出版社にハガキをだしました。

 「広島で、座禅を教えてもらえるお寺はどこでしょうか?」 
   返事のハガキには、三原の仏通寺と広島市の禅昌寺とありました。

 そこで、最初に仏通寺で参加。
 その後、禅昌寺さんを訪ねていきました。

 「ごめんください」
 玄関で声をかけると、ニコニコ顔の若い和尚さんが、
 「ようきたね、まあ上がりんさい」
 と言われ、椅子に座っていろいろ話を聞いていただきました。

 突然訪ねてきた、孤立無業の若者を、暖かく向かい入れてくださり、
   その時の感激は今も忘れることはなく、感謝の気持ちは続いています。

 それが、今の私の、人にお世話になった原点の一つになり、
 なにかお返しできればとの想いにつながっています。

 その後、座禅会に通わせていただき、多くの人の中に入ることに慣れていきました。
 座禅会の場合は、黙って座っているので人と接することは少なく
 非常に居心地の良い居場所となりました。



 こちらは、曹洞宗でしたので、道元禅師を知り、
 道元禅を学ぶことになりました。
 臨済宗と曹洞宗、両方学べて良かったです。

 その頃、大法輪で、澤木興道老師のことを知り、「無所得、無一物」
  の思想と生き様に強い衝撃を受けます。


  広島駅前4

  ~22歳 禅林寺編~

  その頃私は、高校1年で中退していろいろあったのち、20歳頃に通信制高校に入りました。
 もう一度勉強がしたくなったのです。

 しかし、大勢の中ではまだ抵抗がありますので、人と余り交わらない通信制高校が、ちょどいいと思ったのです。
 しかし、1年近くたつと、一人で頑張ってやって卒業するのは無理だなーと自信を無くしました。

 その頃、時々あるスクーリングの時、夕方から登校してくる人たちと出会いました。
 そこは定時制高校(夜間)のある国泰寺高校でした。
 その時、夜学ならなんとかやれるのではないかと想い、翌年、定時制高校の2年に編入しました。

 そして、だんだん慣れたころ、学校をさぼって、三原の仏通寺の一泊座禅会に行っていました。
 土曜日に汽車に乗って本郷町で降り、そこからは歩いて仏通寺にむかいます。
 しかし、貧乏学生の身、なかなか交通費などで苦労していました。

 そんな時、広島市内の禅林寺さんで毎月座禅会があり、
 仏通寺の管長さんの藤井虎山老師が提唱に来られることを知りました。


 そして、禅林寺さんは、国泰寺高校のすぐ近くでした。
 それから、これ幸いと、毎月通うことになります。学校をさぼりながら。

 禅林寺さんは、街中の小さなお寺で、民家の間にあり隣にはアパートなどもありました。
 夏の暑い夕方などは、そのアパートから、テレビの野球中継でカープを応援する、大きな歓声が聞こえてきます。
 座禅をしていても、気が気ではありません。

 カープの試合が気になり、なかなか無心の境地にはなれません。
 しかし、それが一番の懐かしい思い出になります。

 藤井虎山老師は、やさしく温かい方でした。
 私もこのような人になりたいとあこがれる、いつまでも、心に残る方でした。

  キョウチクトウ10

   ~最終章 行者山太光寺編~

  高齢期となり、現在は”椅子坐禅”で過ごしています。
  行者山太光寺さんでは、
  WAM事業の「若者の居場所」の会場として参加させていただき、
  その時、坐禅(止観)や写経を体験させていただきました。

  又、太光寺さんでは約3年間、
  「ひきこもり相談会」の集まりでお世話になり、
  大変感謝しています。


            KC3U0128.jpg

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  1. 2018/02/12(月) 00:03:19|
  2. 趣味・リラックス法

趣味・リラックス法との出会い

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  ~趣味・リラックス法との出会い
            「白隠禅師の・(なんその法)」~


私の趣味は、リラックス法を探して、体験してみることのようです。
なぜだろうと考えてみますと、たぶん自分自身が
直感的に欲しているものを求めているのでしょう。
また趣味ですから、とっても楽しいのでしょう・・・・実感はほどほどですが

最初出会ったのは、白隠さんの「なんその法」だったような気がします。
およそ半世紀ほど前、ご縁があり、三原市の仏通寺さんという禅寺で
座禅体験をして、いごこちのいい感覚を得て、趣味となりました。


その頃、「大法輪」という月刊誌を古本屋さんで大量に買い込み、毎日読んでいました。
その中に、たしか白隠さんの「なんその法」を見た記憶があります。
その時の感想は「すごいものを見つけたぞー」というもので、いまだに強烈に記憶に残っています。
難しいことは苦手でわからないのですが、直感だけが頼りです。

見よう見まねで、やっていた記憶があります。体験すると、何かが残るようです。
その後の、セルフメンタルトレの趣味に進みます。

自分はどうやら、自分でやってみないと、、気が収まらない気質のようです。
実践してみてなんぼ。実践してみて初めて安心するタイプのようです。

「なんその法」で、なんとなくイメージトレーニングの価値を知り、
それをベースに、自律訓練法、呼吸法、太極拳、気功法、空手、新体道、矢山式小周天、太氣拳、心身統一合気道、
最近では、マインドフルネスと趣味は広がります。


自主トレ・セルフメンタルトレが好きですから、多くが、わずかなこずかいをタメ、
DVDを少しずつ買って、それを見ながら実習です。
中には、やむにやまれず、少しの期間ですが習いにいったのが、
座禅・空手・心身統一合気道・気功・太極拳などがあります。

そして、ネットでユーチューブの動画というものを知り、使わせてもらっています。
凄い時代になったものです。
ブログというものを始めた超初心者の、団塊の世代の自分には、「やねこい」(広島弁・難しい、しんどい)です。

 ソーシャルビジネス16

   ~私の「メンタルヘルス」
        回復トレーニング・坐禅編~


  興味がわいた座禅を続けてきたことが、結果的に
 私の生涯にわたっての メンタルセルフトレーニングに
 なっていたのだと、はっきりと気づきだしたのは、このブログのおかげです。
 
 
  そして、文章にすることによって、整理され、より深く考えることになります。
 ブログの効用でしょうか。ありがたいことで、これだけで、充分でしょう。

 高校を中退したことは、悔いの残ることですが
 そのおかげで座禅に出合える縁が生まれました。

 万事、「塞翁が馬」と、良いほうに考えると、
 人生何でもありだいと気づかされます。

 
 高校を中退したとき、自分の性格の弱さを何とかせねばと思いました。

 そこで、単純に考えて、強くならなければと!
 宮本武蔵は強い。強い武蔵は、より強くなるために座禅をしている。
 強くなるには座禅が良さそう。

 ある時、座禅のやり方を真似てみたら、気持ちいい。
 これは、習わなければと仏通寺へ。


 最初の参禅会で、大きな紙に書かれた絵で説明をうけました。

 大きな瓶(カメ)の絵が書かれていて、それが自我を表し、
 そのカメの底が、パカッと割れて、底がぬけているというものでした。
 私の、座禅の目標(目的)の一つを、視覚的に表していただいたものでした。

 がんじがらめに縛られている、自我の底をぶち破り
 自由闊達、何物にもとらわれない心の自由を手に入れる。
 「執着心の脱却」

 
 そのために先人達がウンウン唸り、苦労して作り上げてきた
 技法がこれなのかと、少しずつ気づき、これはやってみようと、興味が深まったものです。
 基本と継続の重要性を学びました。

 真冬の厳しい3日間でしたが、厳しい経験ゆえに「身体」と
 「脳」に、その体験がしっかり刻み込まれたのでしょう。
 「脳」は、目標を与えると、それに突き進むようです。

 基本の「調身、調息、調心」「ゆっくり深い腹式呼吸法」
 で、老若男女問わず、いつでもどこでも、手軽にできる
 リラックス法、心身の健康法ととらえています。


 仕事の休憩時間などにもイスでできます。(バスや電車でも)
 背もたれに寄りかからず浅く腰かけ、際は膝をつけず自然に床に置きます。
 そして背筋を真っすぐに、耳と肩、鼻とへそを一直線に。


 一輪挿し40

   心がおちつく やさしい気功 音楽付き
                  NPO法人気功協会  天野泰司
                   著書 : 気功入門 (春秋社)
                                                               
  「心がふさいでいると、体もこわばっているもの
  体がほぐれていくと、心も明るさを取り戻していきます。
 

  自分を大切にすることを新しい習慣に。
  気功はそうして、心と体を元気にしていくやさしい方法です。

  心をしずめるために、今すぐできることがあります。
  胸をなでおろすこと、ゆっくり息を吐くこと、
  楽に気持ちよく動くこと・・・・・・・」
                                
 

① やさしく手をなでる
ゆっくりやわらかく、いたわるようにやさしく、手のひらをなででていきます


② やわらかに顔を洗う
手のひらの気持ちよさを感じながら、やわらかく顔をなでます

③ よしよしと頭をなでる
耳の後ろからあごあたりまで、ゆっくり気持ちよくなでましょう

④ しっかり耳をこする
指の間に耳を挟んでしっかり耳をこすります

⑤ ほっと胸をなでおろす
胸の前に、手の平を重ねて息を吐きながら、
ゆっくり胸をなでおろします


⑪ 心の中で「うん、大丈夫」とつぶやく
手のひらで下腹を支え「うん、大丈夫」と、心の中でつぶやいて終わりましょう

足腰に力が満ち、心の揺れがおちつきます。


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  1. 2018/02/10(土) 00:03:47|
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