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「ひきこもり・ニート」回復道具箱

ひきこもり・ニート状態の人の回復に役立ちそうな情報収集と体験談。

福祉先進国の理念と実践

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 コマーシャル「男はだまってマンダム」ではないですが、
「福祉先進国はだまって福祉重視」。福祉重視は人間性重視。
北欧の福祉先進国の理念と実践を集めてみました。

 私がいつも思うのは、福祉先進国の道を選択した国民性のことです。
その国民性を育んだのは「教育」方法の選択にもありそうです。
重要なのは、福祉先進国の道を選んだのは国民の合意。
私もせめて、その理念だけでも身に付けたいものだと思っています。


  「ノーマライゼーション」
    「ノーマライゼーション」とは、1960年代に北欧諸国から始まった
     社会福祉をめぐる社会理念の一つで、障害者も、
     健常者と同様の生活ができるように支援すべき、という考えである。」


    「障害者を排除するのではなく、障害を持っていても健常者と均等に
     当たり前に生活できるような社会こそが、通常な社会である。」という考え方。
     こうした社会を実現するための取り組みを、”ノーマライゼーション”と呼ぶ。

    現在、この方向での最も進んだ法的な整備の代表例はアメリカ合衆国の
    「障害を持つアメリカ法」(ADA法)である。
    ADA法の特徴は、差別の禁止で貫かれていることである。

    日本でも一般化してきた設備や交通機関のバリアフリー化といった
    ハードウェアの改良のほか、職能訓練などにより社会で自立できる権利も含まれる。



  「スウェーデン」
    スウェーデンの福祉の定義
      「人間はみな障害者である。
           我々はたまたま健全であるにすぎない」
 
                     という考え。

        (この考えが、スウェーデンの人の人に対する考え方の基本になっている。
         法律もそのようにできている。行政もそういう形で動いている。
         この考え方は、障害者、高齢者、幼児、女性、移民など、
         全ての市民を対象にする。)

    「スウェーデンの社会サービス」
       ・子供の権利   ・社会保険制度   ・年金制度
       ・両親保険と育児休業   ・医療保険制度   ・保健・医療制度
       ・高齢者ケア   ・精神障害者ケア   

    「社会福祉制度の基本」    スウェーデン11

       ・スウェーデンでは福祉制度を社会サービスと表現する。
       ・人間は生まれてから死ぬまで社会的存在であると、
        スウェーデン社会は認識する。

       ・ゆえに、幼児も児童も高齢者も障害者も家族と共に、
        社会が世話をすることが社会サービスの基本であるとともに、
        スウェーデン社会の規範であり自律である。


       ・そのためには、個人が人間としての尊厳を維持しながら、
        自立することを前提にしている。
        死ぬまで自立し、自尊心を持ち人格を維持することを、
        社会全体がサポートすることが社会システムである。


   スウェーデン13

  ”スウェーデンは、いかにしてこのような福祉国家になったのか”
      ・男女平等意識、人権尊重意識、差別をしないよう努力する意識、
       福祉国家、民主国家を目指すのは、国民と国家の総意。


      ・国家は国民が作ったもの。国民の90%近い投票率。
       その選ばれた代議士は国民の総意。議員や大臣の半数は女性。
      ・国民の総意(考え)で、このような制度を作り実行。(高負担・高福祉)

      ・スウェーデンの平等・人権・福祉などの精神は、就学前教育にベースがある。  


  ”就学前教育”(1歳~6歳) ~理念と目標~  スウェーデン12

         (スウェーデン社会の基礎)

    「根本的な学習理念」 
       ①民主主義の徹底
       ②児童の生涯にわたる学習願望の実現
       ③個人の尊厳と自由、及び人権の尊重

       ④児童生来の価値の尊重
         (生まれた瞬間から、赤ん坊は社会のもの。社会がお世話をする)
       ⑤男女平等、個性、欠点、弱さの認識
         (大人の持っている既成概念を、持ち込まない。)
       ⑥社会構築への協力と団結


    スウェーデン36



   「セミナー 2万人の障害者が働く
         スウェーデン企業サムハルとは」

  ”サムハル”・・・・サムハルは100%政府が株を保有する特殊法人。
             ・約2万人の障がい者雇用をしている。
             ・29の市町村で250か所の事業所がある。
             ・政府より、年500億円の補助金が支給。
                 (これは事業収益の50%に当たる。)

       「経営ビジョン」・・・・障がい者を積極的に採用し、その者に成長の
                可能性とチャンスをもたらす魅力的な職場を創出していくこと。



     「”サムハル”を作った理由」
        ①人間性の問題。
          人間が人間を差別してはいけない。
          一人一人が尊敬される雇用政策を持つべき。
        ②経済合理性。
          以前は、障害年金を支払い、授産施設を作り、そこに通う。
          しかし、非生産性の授産所がたくさんあった。

  ”サムハルの歴史”
      1980年、各地370か所の授産施設から、
      国有の地域社会グループへ。
      「産業」から「産業とサービス」への転換。
      「授産施設」から「尊敬に値する競争相手・パートナー」へ
     
  ”基本的価値”・・・・サムハルの行動規範とポリシー
      誰でもが平等であるという信念
      全ての個人が生まれつき持っている能力への信頼
      個人の社会を発展させるための労働の価値


  スウェーデン31


  ”サムハルを支える思想・・・国家は「国民の家」」”
      ・誰も抑圧されることなく、助け合う社会で、争いはしない。

      ・この目標のために、雇用格差の解消、経済的平等、教育の平等、
       社会福祉制度の充実、雇用保障、
       民主主義の確立を政治がリードして実現した国。

      ・教育・労働市場・家族・失業・退職・障害という
       6つのライフステージに橋を架けている国。



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  1. 2019/10/11(金) 12:50:09|
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